漆と金でうつわの割れ欠けを修理する金継ぎワークショップ、きのう全4回工程のクライマックス、最終回でした。
3回目で埋めた錆を滑らかにして、漆を塗って、金を蒔いたら完成!
と言ってもあと2週間寝かせてきれいに拭き取らないと使えませんが、小さなコツがいっぱいで、これは独学では絶対このレベルに達することはなかったなと、つくづく実感。
すこし難しい作業もありましたが、そのぶん、真綿で磨かれた金の輝きにうつわが色気を帯びたこの瞬間は、ことばにならない感じで。
みなさんの思い出のうつわが命を吹き込まれたようにまばゆく蘇って、感動すら覚えました。
今後の金継ぎワークショップは、おそらく年1回程度の開催になりそうですので、割れ欠けのうつわ、捨てずにとっておいてくださいね。
おまけ、講師の河井菜摘さんの作品、ベースボール蒔絵のお弁当箱。
こんなこともできちゃうなんて、漆芸ほんと面白いです。
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